私は、つみたてNISAなどでインデックス投資を行っている一方で、個別株なども行っています。今回はその中でも長期的に含み損となってしまった、失敗について書きたいと思います・・
【結論】5つの反省
・そもそも、よく分からないものには投資しない(投資と言えないですが)
・商品(コモディディ)の価格変動は、企業価値からなる株価とは異なる要素がある
・損切りを行う
・間違っても”深く調べず”に「先物取引」はしない(今回はしてませんが)
・『寝てればお金が増える』と思ったら、そこが天井かも
原油ETFとは?
原油ETFとは、原油価格に連動したETFの事です。
原油のような「株」ではない「商品(コモディティ)」に投資する際は、「先物取引」になりますが、あまり馴染みがないですよね。私も取引したことがありません。
商品価格に連動するETFに投資することで、他の株同様に投資を行うことができます。
私が購入したのは、WTI原油ETF(1671)というものです。
(はい、そもそも詳しくないのです。)
購入時の思考回路
私は2020年4月に購入しました。コロナで緊急事態宣言が出てすぐの頃ですね。
原油価格が下がっているという情報をニュースで、たまたま知りました。
その時私は、初めて原油価格を調べました。そうすると、コロナ後にかなり下がっていました。そしてなんと、ちょうど上がり始めていたのです。
すごいものを見つけてしまった。原油ってガソリンや他にも色々な製品に使われてるよね!企業は倒産するかもしれないけど、原油は価値が無くなる事はない!今上がり始めているし、買いだね!
意気揚々と100株程購入したと思います。
すると見事にそのまま上昇し、1日で3万円程の利益となりました。
今買えば、倍になる!買わないと損だ!
当時入金していた金額で買えるだけ買い、約83万円(平均取得額1147円、710株)となりました。
後は、寝ていればお金が増えるわ~(すや~)
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すると、その後下がり始めました・・。まぁ、上下する事はあるよね、と思いましたが、そのまま下がり続けて行きました・・
その後どうなった?
その後、緊急事態宣言で家でテレビを見る時間も増え、コロナで飛行機や鉄道が全く利用されていない状況や、海外のコロナの状況などがバンバン目に入るようになりました。
その時にようやく、原油の「需要」が無くなっている事に気が付きました。(特に海外の)コロナの影響を軽視していました。
最終的には原油価格が「0円」「マイナス」という嘘みたいな状況になりました。在庫が溜まりに溜まって、行き場が無くなっていたのです。
そのまま長期的に原油価格は停滞したままでした。
そして2021年、新たな年を迎え、ワクチンが広まってきていることもあってか、原油価格がジワジワとようやく回復してきました。
それでもまだ含み損です。
株価が急激に回復していくなか、私の83万円は何の利益も生まない「塩漬け」になってしまいました。
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