資産運用したいけど、「我が家にはお金が無いから」「リスクを負いたくないけど、それだと増えないよね」という考える方に対する資産の増やし方の考え方です。
「複利の力」で「雪だるま式」に資産を増やす
「複利」とは、元本から得た利益を元本に加え、「雪だるま式」に利益を増やしていく考え方です。
下の図のように、元本に対してだけではなく、一度得た利益に対しても利回りをかけていく事で、1年間の利益が「雪だるま式」に大きくなっていることが分かります。つまり資産が「雪だるま式」に増えます。
これを「複利」を用いた「複利の力」と一般的に呼ばれています。
※「複利」が分かりやすいように「利回り50%」の図で説明しています。ただし、実際にはそのような利回りを簡単に出すことができる金融商品はありません。
一見小さな利回りでも、35年後には5倍以上の差が出る
一般的には安心できる投資信託等で利回り4~7%と言われています。
一見小さな利回りに見え、「意味が無い」「それくらいなら面倒だしやめておく」という人もいるかもしれません。
ただ、先ほどの「複利の力」を見ていただくと分かるように期間が経つにつれて「雪だるま式」に効果が表れてきます。
今回は、元本100万円・利回り5%で、「複利」「銀行貯金=利回り0.2%」を35年間で比べてみます。
銀行に貯金していただけでは、100万円が107万円にしかなりません。
利回り5%というと、一見小さいかもしれませんが、35年後には銀行預金の5倍以上の資産になっています。
1年目には5万円の利益が出るだけです。しかし、34年目から35年目の1年間では、1年間に27万円の利益が出ていたのです。
このような「複利の力」を活用する事で、一見小さな利回り、小さな元本でも長期間で考えると大きな資産をつくる事ができます。
早いうちから「複利の力」を活かすことで、「時間」が資産を築いてくれる
若い人でも「大きな元本(お金)」が無いと、資産形成や投資は難しいと考える人も多いです。
しかし、「時間」こそが安定して、大きな資産を築く事ができる大きな力になるので、少しずつでも資産を運用していく事が大きな一歩になると思います。
現代において、「お金」が無い(と思い込む)ことで様々な事を諦めてしまいがちだと思います。
私の周りにもお金が無いから、家を買いたいけど諦める、子どもを育てるのが難しいという話もよく聞きます。
しかし私は、様々な工夫をする事で、少しでも自分の夢を実現したいと考えています。
今後も自分の挑戦した事や考え方などを書いていけたらと思います。
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